GR86/BRZ Cup
RECARO RACING TEAM

Passion for Motorsport
RECARO JAPANの挑戦

2019年、RECARO RACING TEAMを発足。TOYOTA GAZOO 86/BRZ Race プロフェッショナルシリーズ参戦に向けたチームづくりがスタートしました。参戦マシンは、86が1台、BRZが1台の計2台。ドライバーは豊富なレース経験と実績をもつ佐々木孝太選手とラリーから異色のレースデビューとなった新井大輝選手の2名。そしてチームづくりの基礎を学ぶべくチームのプロデューサーとして脇阪寿一選手を招聘しました。フォーミュラやスーパーGTで活躍する現役ドライバーやワンメイクレースのスペシャリストらが集まるプロクラスの壁は想像を遙かに凌ぐ厳しいレース結果が続きました。

2年目シーズンとなった2020年は、このレースで優勝経験をもつスバルの現役ワークスドライバー井口卓人選手がチームに加入。さらにチームをより強くしていくために、RECAROの商品開発で強いつながりのあるベテランドライバーの田中哲也選手が同時加入。田中選手、佐々木選手、井口選手の3人のプロドライバーを擁し、本レースでも稀なプロクラス3台体制で参戦しました。十勝大会では、井口選手が熾烈なトップ争いを制し、見事にチーム加入時の公約でもあった"チーム初優勝"をもぎ取りました。

Value for Motorsport
勝負してこそ学ぶものがある

3年目の2021年は、これまで社外のレーシングファクトリーに委託していたチームマネジメントをRECARO社内で実施する新たな体制を構築。メカニックもチームの向かうべき方向性を深く理解し、共に挑戦してくれる素晴らしいスタッフが揃いました。そして佐々木選手と井口選手に続く第3のドライバーに、長年ホンダのエースとして活躍し、スーパーGT500で頂点を極めた実績をもつ"小暮卓史選手"が加入することになりました。

4年目の2022年は、レース大会名称が86/BRZ Cupへと変わり、全クラスが新型GR86または新型BRZでの参戦となりました。RECARO RACING TEAMは、新型BRZ4台体制で参戦。4人目のドライバーとして2020年のシリーズチャンピオンという実績をもつ久保凛太郎選手が加入。前年同様に富士スバルがレース車両のメンテナンスとメカニックサポートを継続。さらにSUBARUより人材育成を目的としたメカニックの派遣を受け入れました。また愛知工業大学の情報科学部より、デジタルメディアの最新技術を学ぶ学生TEAM AIがレース全戦に帯同しながら、写真や動画の撮影を行いチームの広報活動を支援。佐々木孝太選手率いるKOTA RACINGのジェントルマンドライバー3台と共に計7台という大きなチームへと成長しました。

2023年シーズン チーム体制
"勝利への渇望"

5年目シーズンの2023年。チームは、GR86/BRZ Cup プロフェッショナルシリーズに複数台数でエントリーするというこれまでの体制から、小暮卓史選手のみの1台体制という決断をしました。複数のプロドライバーで戦うことは、さまざまなデータを共有できるメリットがある。一方で、チームをひとつにすることの難しさがある。国内屈指のプロドライバーが複数いると、それぞれ微妙に異なる戦い方がチームには求められる難しさも生まれる。ゆえにシンプルにドライバーとメカニック、チームスタッフ全員がひとつとなり、この過酷なワンメイクレースを戦い抜く体制を選択しました。レースマシンのメンテナンスは、昨年に引き続き富士スバル(本社 群馬県)が担当します。チームが強くなるために、これまで支えてくれた方々へスタッフや関係者のためにポディウムを目指します。

小暮卓史選手 Takashi Kogure
"超一流の思考"

スーパーGTやフォーミュラで国内レースの頂点を極めた経験をもつプロドライバー小暮卓史選手。経験も実績も超一流。何よりレース参戦へのアプローチ、思考そのものが超一流。完成されたレーシングマシンを駆るトップカテゴリーのレースと異なり、このワンメイクレースでは市販車ベースのマシン特有のドライビング技術が求められます。むしろ頂点を極めたドライバーにこそ常識外の感覚。小暮選手は、そのレースと真摯に向き合い、超一流のプロセス・思考をチームに示してくれます。このチームが、他の素晴らしいチームと同じステージに駆け上がっていくための、より強く成長していくための、小暮卓史選手は大きな起爆剤です。

 

909号車 RECARO DUNLOP

富士スバル FUJI SUBARU
熱意あふれるベストパートナー

2021年からRECARO RACING TEAMのレースマシン・メンテナンスを担当する富士スバル。1年目は、レース車両1台のみを保管。2年目は、レース車両4台のクルマづくりからメンテナンスまでのすべてを担当。3年目の2023年は、より精度の高い整備・レースマシンの状態保持に努める。いずれも高度なサービス技術の向上と人材育成の中心となる富士スバルのサービス拠点スタッフが担当する。そこに富士スバルのすべての店舗からサービススタッフが交代で集まり、レース車両のメンテナンスサポートを行う。レース現場のメカニックとしても派遣される。チームワークの大切さ、いつもと違う環境での作業、時間管理、競技特有の整備技術などを学んでいる。富士スバルは、RECARO RACING TEAMがもっと強いチームへ成長していくために、欠かすことのできない最良のパートーナーです。

Passion
ジェントルマンドライバー

RECARO RACING TEAM発足の2019年以降、このワンメイクレースを共に戦ってきたKOTA RACINGのジェントルマンドライバーが、2023年シーズンよりRECARO RACING TEAMとして参戦することが決定しました。舩井俊仁選手と江原聖洋選手のふたりです。共にプロドライバー佐々木孝太選手のコーチングを受けながら、このワンメイクレースにフル参戦を続けてきました。過去には、JAF-F4やフェラーリなどでもレース経験のあるドライバーです。ジェントルマンドライバーとしてこのワンメイクレースを愉しみながら、一方ではもっと速くなりたい、もっと上手くなりたいと、多くのプロドライバーが参加するこのレースと真摯に向き合ってきた。チームとしてもプロドライバーのみならず、この参加型モータースポーツをコンセプトとするワンメイクレースでジェントルマンドライバーと共に戦うことができる、この環境とこの機会を提供してくれた佐々木孝太選手に感謝しながら活動していきます。

Value for the future
シートの未来をつくる

モータースポーツで多くの人と出会い、多くの人から多くのことを学び、モータースポーツが人を育て、モータースポーツでクルマの魅力を知る。

そしてモータースポーツが、クルマの未来をつくり、シートの未来もつくる。

RECARO RACING TEAMは、RECARO創業から受け継がれるRECAROのDNAを未来へつないでいくために、これからもモータースポーツを学び、モータースポーツの活動を続けていきます。

 

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